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水虫の原因菌「白癬菌」とは?

2019年12月23日
水虫の足裏

水虫の原因菌である白癬菌は、高温多湿の環境を好むので公共浴場の足拭きマットやプールでのタオルの共有や革靴での夏の外回りなど、接触しそうな場は様々あります。24時間以内に洗い流せれば良いのですが、仕事から帰って来た時には疲れ果てていてそのまま眠ってしまう、そんな毎日を過ごしていると危険です。

白癬菌が一度皮膚内で繁殖を始めると、人の持つ免疫力では止める事が出来ません。塗り薬などの治療薬を使っての治療を開始しなければならないのです。市販薬も様々あるものの、内服薬タイプの市販薬はありません。それに似たような症状を持つ病気は様々あるのですから、白癬菌が原因であることを突き止めた上で同じく塗り薬でも患部に合った剤形のものを使用する必要があり、皮膚科にて専門の医師に診てもらうのが一番です。肉眼では到底見ることの出来ない白癬菌ですが、患部の角質を採取して顕微鏡で調べればすぐにその存在を確認することは出来ます。水虫に感染しているかどうかはもちろん、患部がきれいな状態になってから更にしばらく薬を塗り続けた後に、完全に皮膚からいなくなったかを確認するという目的で病院で検査を受けることも大事で、それを行わず自己判断で治療を止めてしまうとまだ少しでも菌が残っていた場合には増殖を始めてあっという間に症状がぶり返すこととなってしまいます。

かゆみなどの不快な症状があるならともかく、かかと水虫などはただ角質が厚みを増してカサカサになるだけです。その為ついつい放置してしまう方も多いです。何しろ中年男性の病気・不潔というイメージも強いのですから、女性だと特にハードルが高いでしょう。たかが水虫ですが、命に関わるようなことはないものの爪にまで白癬菌が入り込んできた爪水虫になると治療は面倒になります。定期的に血液検査を受けながら内服薬を使って治して行くのです。最近では、美容の分野でも当たり前となったレーザーがこちらの業界にも進出してきて、爪水虫をレーザー治療で治すというやり方も行われるようになりました。確かに内服薬よりも副作用が少ないのであらゆる方が利用することが出来、毎日の手間も省けるのですが1年という治療期間は同じく、それにまだまだ費用が高いといったデメリットもあります。

恥ずかしさや面倒さを取るか、治療費の高さを我慢するかといった具合に様々選択肢は増えてきているのですが、いずれにせよ少しでも残っていたらまた増殖してきてしまう白癬菌を根絶やしにするしか水虫完治への道は残されていません。